あだち協働パートナーサイト足立区演劇連盟活動報告文化・芸術歓喜の演Vol.11「狂言」 公開稽古!

歓喜の演Vol.11「狂言」 公開稽古!

公開日:2011年08月11日 最終更新日:2020年12月19日

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7月29日、西新井文化ホールで行われました「歓喜の演vol.11<狂言> 公開稽古」の様子です。
雨がふるふる、といわれていましたが、昼の部は良い天気、夜にパラパラ程度で済みました。
公開の稽古をすると言ったけれど、普段のままではできませんが、「はい、やりなおし!」が何度もあり、スリルとサスペンス??
写真の表情からお楽しみくださいませ。

初めは 山下と私の「こんにちわ」 
いつもの漫才です。

昼の部 「いろは」 
おのれ頭を張ろうぞよ! 
つめろうぞよ!

おのれのような奴は 
まっ こうしておいたがよい! 
あいた、あいた、あいた!

「附子」は長いので前半後半で演じます。これは前半の主の名乗り。
「留守を申しつきょうと存ずる。」

太郎冠者と次郎冠者 
あおげ、あおげ、あおぐ、あおぐ! 
なかなか難しい形です。

して、なんじゃ? 
砂糖じゃ!砂糖?

ここから後半の人。次郎はなんと80才です。
これは美味い事じゃ!手の離さるることではない!

大天目を打ち割らしめ! 
ぐわらり!ち~~~~ん!

帰ってきたご主人様はビックリ仰天! 
うぇ!附子まで食らいおった!

「呼聲」の名乗りです。堂々としてますか。

次郎冠者は居留守を使う太郎冠者を呼び出そうとします。
平家節で「太郎冠者殿 家にござるか・・・」

太郎冠者は まんまと留守をつこうてござる。しめしめ。

ここから後半の人。ご主人様は、小唄節で呼び出します。
「太郎冠者ど~~おの~~~おはあ、家にござ~~るかァ・・・」

太郎冠者は上手く言い返して大喜び。

次郎冠者も緊張しまくり?もう少しで楽しめるようになるかな・・・。

山下の「鬼瓦」の大名です。稽古ですが、烏帽子は着けました。

二人だけしか出ませんし、何も起きない静かな狂言です。でもほんわか楽しい。

大名は太郎冠者に聞きます。 あれはなんじゃ? こなたはあれをご存じござらぬか? あれは鬼瓦でござる。

くりくりとした目、鼻のおッぴらいた所は女房に生きうつしじゃ!
え~~へ、え~~へ!懐かしいよ~~!!

夜の部の「いろは」 
初舞台でも精一杯できました。

「附子」の主 名乗りはいつもクリアするのが大変です。 もっと機嫌よく、楽しめますように。

昼ばかりになりましたが、気持ちは一緒。
最終稽古 いかがでしたか?

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