6月10日 PA育成講座 1
公開日:2011年06月13日 最終更新日:2020年12月19日
パークエンジェル3期生育成講座の1回目は、矢郷恵子先生をお招きしました。矢郷先生には、毎年育成講座に来ていただいていて、PAのメンバー(今年度の受講生ではないPAも参加しています)にとっては、お話を聞くたびに初心に返り背筋が伸びる思いがします。 まずはじめに、自己紹介を兼ねたじゃんけんゲームをしました。じゃんけんで負けたら、相手の持っている紙に、自分の名前を書かなければなりません。最初に5人分の名前を集めた人が勝ち。今日の優勝者は、妊婦さんで「おなかに赤ちゃんがいるので運がありました」とのこと!とっても盛り上がりました。 次に、3つのグループ(受講生、PA,公園管理課の皆さんが混ざっている)ごとに、子どもの時に行った遊びの話を中心とした自己紹介タイム。この子ども時代の遊びの話をし、共有することで、今の子どもの遊びを考えるきっかけになると矢郷先生はおっしゃっていました。 グループでのお話をシェアした中には、「危ないことばかりしていました!」「虫を捕まえて殺してしまうなどの残虐(残酷)な遊びもしました」「いつも服を汚してばかりいたので、新しいものは買ってもらえなかった」などというものがありました。 子どもの遊びは、危なくて、残虐で、汚くて、何にも考えてなくて、兄弟も多かったから異年齢で遊んで・・・でも、ドキドキ、ワクワク、ハラハラ、ヒヤヒヤしながら、すごくすごく「楽しかった」と皆さん。それは、大人の目がないところでの遊びだからできたことなのだそうです。 今は、虫を殺そうものなら、「かわいそう」「たった一つの命なのよ」(その言葉かけが間違っている、というわけではないけれ)と、やめさせられてしまう。どこにでも大人の目があるために、子ども達は自由な遊びがとても少なくなっているのだそうです。 そのような中で「監視」するのではない、大人の見守りのあり方を考える機会となりました。 |
その後、私たちの仲間が現在のパークエンジェルの紹介し、その後グループでの質問タイムとなりました。PA活動のざっくりとした内容とPAそれぞれの子どもの遊びにかける熱い思いが伝わったかと思います。私達も様々な立場の受講生の皆さんのお話を聞くことができ、とても勉強になりました。 最後に矢郷先生が、外あそびのサポーターとして心がけることを教えてくださいました。「自己責任で自由に遊ぶという姿勢」のあり方や「お母さんを励ましたり、気楽にさせる言葉かけ」の大切さ、「役所の人間ではなく、地域の人だからできること」の意味、それに「イザ あわてないように」の心構えなど、大切なことばかりでした。 ストレスの多い現代の子育てでは、お母さんを励まし、お母さん同士で助け合うことが何よりも必要との言葉に誰もが大きく頷いたのでした。 なお、今回の講座はお子様が同室参加で行っています。時々、ぐずってしまっても、泣いてしまっても、大人がゆるやかに温かく見守る姿勢も身につけていきたいと思っています。 次回は、7月8日です☆ |
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