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こども“ど真ん中”プロジェクト「仁藤夢乃トークライブ」

公開日:2014年05月08日 最終更新日:2020年12月19日

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若者も社会も「ダメ」になってはいない。変化できないだけだ。と言った村上龍さんが推薦した仁藤夢乃さん著書 絶望社会を生き抜く「私たち」のリアルを描いた『難民高校生』

 ずっと、居場所がほしかった。
―家庭・学校のつながりを失い、渋谷を彷徨っていた中高時代。やりたいことも夢も失くし、学校を中退。妊娠、中絶、DV、リストカット、自殺未遂・・・。私の周りには、そんな子がたくさんいた―

 上記の文章は『難民高校生』の表紙に書かれている文字です。

「こども・若者フォーラム」で若者代表の一人として登場した仁藤さんの発言は、今の若者の現実を的確に溢れんばかりの早稲田大学のホールの参加者を捉えていました。

『難民高校生』を読みました。

足立区へ来てもらいたい。
足立区の若者の中に見え隠れする現状と、とても似ていると思いました。

4月27日(日)午後1時より午後3時
「困難を抱えた子ども達の声を、元気よく遊ぶ子ども達の声に、私たちは、向き合ってきただろうか」と表題を掲げ、開催することに!!

2014年度 ボランティア・市民活動支援総合基金助成対象の事業として認められ東京ボランティア・市民活動センターの応援もいただきました。

ぜひ、みなさんに読んでいただきたい。

「こども支援センターげんき」にて開催

一般社団法人 Colabo
http://www.colabo- official.net/
仁藤夢乃さん・稲葉隆久さん

16歳の頃、“難民高校生”だった夢乃さん。
「おとなになったら、本書こう!こんなに必死に生きている高校生がいるっていうことを、みんなに伝えて、わかってくれる大人を増やそう!」と。著作本の裏表紙に綴っているように、ほんとうに丁寧にわかりやすく、若者たちの「今」を教えてくれました。

子ども“ど真ん中”プロジェクトとは?名前のとおり、子どもを真ん中において、それぞれの団体・個人が所属の枠組みを越え、力を合せて研修を重ね、考え・・行動していこうとつながった民間の現場の人材や団体の集まりです。

参加者の感想には・・・
子ども達や若者の表面には見えにくい現実の赤裸々な仁藤さんの話に驚きと・・あらためての大人が考えるべきこと、大人が行動をしなければならないことを感じさせてくれたことへの思いが多く綴られています。

午前中のワールドカフェ

「10年後の理想の教育」

に続く話の展開が、より具体的に!

大人とこども・若者が話せる環境

をつくる必要性が!!

ファシリテーター稲葉さんの進行で

多くの新たな気づきが

そして、現実を知るということの

重要さからの発言が!!

これから・・なにをどう、動くか!

呼びかけに入ってくれた人達で集合写真。
新たな気づきを得て、それぞれの現場での取り組みが楽しみです。

ぜひ、仁藤さんの話を行政主催で進める動きにつながってほしいと思います。私費での開催には広報や動員に・・あまりに満たされないことがあります。

そう思うほど、有意義な話であり・・時間でした。

参加をしてくださったみなさん、ありがとうございました。

次回 こども“ど真ん中”プロジェクト企画は、6月22日(日)

こども支援センターげんき
     研修室 2・3 にて

発達障害(難読症)の砂長美ん主演の映画「デスレクシアな日々ー美んちゃんの場合」と主演の砂長美んさんのトーク&冠地情さんとの交流会です。

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