あだち協働パートナーサイト活動報告こども中学生が企画と実践!足立区の水害・地震について学びマイ防災バッグをつくろう!

中学生が企画と実践!足立区の水害・地震について学びマイ防災バッグをつくろう!

公開日:2023年03月18日 最終更新日:2023年03月18日

第1回から第3回まで、学習会2回及びマイ防災バッグ発表会を行いました。

第1回の足立区と水害についての学習会では、足立区危機管理部災害対策課の藤井係長を講師にお招きし、水害への対策やコロナ禍に避難所について教えていただきました。水害は地震と違い、事前に用意・対策ができること、実際避難するとなった場合の避難方法、自治体が運営する避難所について、35名の参加者が、資料を元に真剣に学びました。アンケートでは、初めて縁故等避難というワードを知り遠くに住んでいる友達や親戚を頼る必要があることを知った。避難方法やコロナの影響など自分の知識をアップデートできた。学校や電柱に貼ってある浸水深表示をふだんからよく見ておこうと思う。学校では勉強しないことがたくさん勉強できた。もう一度自宅の備蓄品を確認しようと思う。などの感想が寄せられました。

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第2回の足立区と地震についての学習会では、NPO法人足立区日本防災士の会より10名をお招きし、簡易担架の作り方、人の運び方、ロープワークを教えていただきました。2つのグループに分かれ、簡易担架の作り方とロープワークを交互に学びました。また、クイズ形式で、大きな自信が起きた時の対応方を学びました。10問クイズがありましたが、全問正解者はいませんでした。アンケートでは、家にあるもので人の救助ができることがわかりとてもためになった、実際に使える知識と技能を得ることができた、担架の作り方は簡単でいざという時に使えると思ったが、ロープの結び方は忘れないように復習しようとおもう、クイズが難しかったという感想が寄せらせました。

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第3回の発表会では、企画運営を行なった中学生による、2回の学習会のまとめを発表し、開催日が3月11日だったことで、東日本大震災のことにも触れました。参加者の中には、家族親戚や友達を12年前の大震災で亡くしたという方がおり、絶対にわすれられない日だとおっしゃっていました。その後に、学習会で学んだことを活かして各自で作成したマイ防災バッグを発表しました。電池は常に新しいものを入れておく、軽いものを下に入れるということがとても勉強になったという声が聞こえました。

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事業全体を通してのアンケートでは、中学生が大変よく勉強していて感心した。いざという時に災害に対応できるよう頑張ってください。応援しています。(70代)SDGsのことが理解でき勉強になった。防災グッズの中身も再確認したい。(40代) 防災に対する意識が変わった。実際に災害はいつおこってもおかしくないと再度考えさせられた。(40代) 防災バッグの中身を見せてもらい参考になった。どのタイプのバッグが一番有効か気になった。(10代) 自分でも防災バッグを常備しているが、足りないものがわかったので補充しようと思う。(70代)自分が必要だと思うものと他人が必要だと思うものはやはり違うものだと感じた。(10代)

 

 

この情報は、「NPO法人 LILA子どもの学びを支援する会 リエゾン・アダチ」により登録されました。

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