連載 『この世の楽しみ』 第14回
公開日:2020年02月04日 最終更新日:2021年04月22日
『チバニアンおめでとう!! の巻』
綾波レイは中川翔子さんの、惣流・アスカ・ラングレーは稲垣早希さんの声を想像しながら読んでいただけると、より一層お楽しみいただけます。あ、タカヤ ノリコは、まんま日髙のり子さんでOKです。
ノリコ「チバニアン万歳!!」
レイ「古生物ファンとしては嬉しい限りです」
ティラノサウルス「ガウガウ(喜)」
アスカ「…ジバニャン…?」
レイ「何を言っているんですか。そうそう“地縛霊”という概念は70年代のオカルトブームの頃にできたんですよ。昔からあったわけじゃありません。恐らく言い出しっぺと思われる中岡俊哉さんの本でも初期の頃は<じしばりりょう>なんてルビが打たれていたりするんです。師匠はご存知でしたか?」
アスカ「…いや…」
ノリコ「闘~士 チバニアーン!!」
レイ「それは『ゴーディアン』ですね」
レイ「地球ノ皆サン、話シ合イマショウ。ちばにあんハ戦イヲ好ミマセン」
ノリコ「それは『ミステリアン』ね」
レイ「師匠も参加してください。師匠の得意そうな展開ですよ」
アスカ「え…じゃあ…」
アスカ「千鳥饅頭のチバニアン(どや、ええやろ、決まったな)」
ティラノサウルス「ガウガウ(怒)」
アスカ「痛たたたたた!!」
ノリコ「暴君はお気に召さなかったみたいね」
レイ「せめて『ドクダリアン』ぐらい言えたらよかったんですけどねぇ」