あだち協働パートナーサイト大衆芸術開拓組合活動報告文化・芸術連載 『この世の楽しみ』 第11回

連載 『この世の楽しみ』 第11回

公開日:2019年06月06日 最終更新日:2021年04月22日

『お詫び づくし』

綾波レイは中川翔子さんの、惣流・アスカ・ラングレーは稲垣早希さんの声を想像しながら読んでいただけると、より一層お楽しみになれます。

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レイ「師匠、今回はロクなことが書けません。徹頭徹尾お詫びです」
アスカ「なんも書けへんかったんやね…」

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レイ「それ以前に弩偉い間違いをしているのです。
 何と前回『サターン』のことを『木星』と書いてしまいました」
アスカ「…ああ、そう…」
レイ「しかも、最初にネタを思いついた時、忘れないように控えておいたメモにはちゃんと『土星』って書いてあるんです」

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レイ「多賀もちゆきは50代でこんなにボケていて、将来どうなるんでしょう?!」
アスカ「せやね…」
レイ「他人の間違いをネタにする話なのに、こんなことでは『さよならジュピター』のことを嗤えません!」
アスカ「他の人、だあれも気い付かへんかったんかいな…」
レイ「!」

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レイ「校正しているNPOセンターの人も…、役所の窓口担当者も…。身内でさえ、ですか…」
アスカ「誰も読んでへんの違う?」
レイ「…」

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さ~て、次回の『この世の楽しみ』は!
レイ「困った時の模型ネタです。師匠、多賀もちゆきはこんなの衝動買いしてきました。お陰で本来買うつもりだった道具が変えずに帰ってきたのですが…。次回はこれを組み立てましょう」
アスカ「『アリエル』やね」
レイ「師匠、ですからそのネタは1月の報告で終わってるんですって」

アリエル ヨーロッパの昔話なんかに出てくる“風の精”…なんですけど、これはアナグラムっぽくなるように、わざとこんな風にカナ書きしてます。元々『ARIEL』ってこれのことですから、「エリアル」って書いても×にはなりません。

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